2011年12月3日 滋賀医科大学管弦楽団第55回定期演奏会ロビーコンサート共演
前日からの雨は峠を越えましたが、滋賀県にも冬到来が告げられたかのような時雨れる天気の中、滋賀医科大学管弦楽団第55回定期演奏会が開催されました。
この定期演奏会のロビーコンサートにて、滋賀医科大学管弦楽団首席奏者のS.Iさんと、びわバス団メンバー3人(T.H, H.K, Y.T♂)が共演させていただくこととなりました。
曲目は、ウェストサイドストーリ(3曲)と、アンコールの螢の光(新アレンジ)でした。
当日の演奏の模様は、デモ演奏のカテゴリにアップしましたので、よろしければご覧下さい。
びわバス団としてもはじめてのロビーコンサート。勝手がわからず色々ドタバタいたしました。
・響きは良好。
幸い「さきら」ホールのロビーは天井が比較的低く、床もつるつるなので、かなりいい感じで響きます。これならマイク無しで行けそう!本番も音は十分とおったみたいで、次回もここで演奏したい!と思わせるものがありました。ただ、陣取ったコーナーのライトが切れかかっていて、リハーサル中は「点滅ハイライト」、最後はスポットライトじゃなく、「スポットダーク」(笑)の状態での地味な演出となりました。まぁ、点滅するより楽譜が安定して見えるので良かったのですが。
・入りのタイミング
リハーサルでの打ち合わせでは、「最初に編成とメンバーの紹介(言い訳:どう考えても学生オケには似合わないメンバーだらけ(笑))をしてから演奏」としていたのですが、いざ開場してみると、この大きな楽器がチューニングしているにもかかわらず、お客様はどんどんロビーからホールの客席に吸い込まれていきます
「ちょっ・・・ちょっとまって~」
「とりあえず音を出して、こちらに足を留めてもらおう!」
ということで、とるものもとりあえずウェストサイドの1曲目を始める。
「よかった~お客様がいくらかこちらに足を運んでくれるようになった~」
ということで、1曲目が終わってから、おもむろに曲目紹介を始めました。
・サプライズアンコール 「螢の光」
今回共演させてもらった滋賀医大オケのS.I.さんは、この演奏会を最後に現役団員から退きます(卒団と呼ばれています)。実はびわバス団メンバー3名は滋賀医大オケの演奏エキストラとして呼んでもらっておりまして、といってもただの「助っ人」ではなく、このオケの音楽、メンバーに共感した仲間として集まっていまして、一番長いH.Kさんに至っては、かれこれ10年くらいこのオケでの演奏を続けております。
そんな中、S.Iさんとはもちろん入学から今日の卒団まで演奏をご一緒させていただいたわけでして、われわれも何か感謝の気持ちを伝えたかったのです。
もともと、それがこのロビーコンサートのエントリーの理由でしたし、さらにびわバス団メンバーだけで、ひそかに「螢の光」をアレンジして、用意しておいたわけです。
バレないように、楽譜は練習の目を盗んで配布、もちろん合わせはほとんど出来ず、当日の朝、S.I.さんが先に移動した隙にちょっと合わせただけ。
それでもみんな知っている曲だけあって、ま・壊れることなく(トップの音程は壊れましたが)演奏し終えることが出来ました。
実は演奏会本編のあとにも、卒団記念の花束贈呈のバックにこの曲を再演(その時は、コントラバスメンバー全員でパートを分担)して、残ったお客様からも光栄なる拍手をいただくことが出来ました。
卒団、おめでとう! >S.I.さん
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